ワイン生産者/ヴェガ・クララ Vega Clara
Vega Crala ヴェガ・クララ
情熱的な女性醸造家が始めた小さなワイナリー
"人生において価値のあるものはすべて、大きな努力を必要とする"
ヴェガ・クララの創始者クララ氏が夢への一歩を踏み出した時、そして夢を叶える道中、彼女を導いてくれた家族からのアドバイスです。
ヴェガ・クララの物語は2005年、スペイン バリャドリッド県キンタニージャ・デ・オネシモの町にある、非常に条件の悪い古いブドウ畑から始まります。
荒廃した畑に圧倒的な熱量のある情熱と愛情をもって挑んだのは、一人の女性醸造家でした。
2010年には収穫したブドウを最高の状態で運べるよう、いくつかのブドウ畑から数メートルの距離にベガクララのワイナリーを建設。今日、ヴェガ・クララは、リベラ・デル・ドゥエロ地区で最も名高い小規模ワイナリーのひとつであり、100%オーガニックで100%環境に優しいワインを手作業で製造しています。
リベラ・デル・ドゥエロDOにおいて、代表品種であるティント・フィノ(テンプラニーリョ)を主軸にワインを生産する数少ないワイナリーとして名高い評価を受けています。
- 2010年に畑の横に建設されたワイナリー。春にはサクラの花にも似たアーモンドの花が満開になります、
赤ワイン"Diez Almendros"(10本のアーモンドの木)が、その名前を冠しています。
自ら植樹した若い葡萄樹から祖父母のような古樹まで
様々な樹齢と品種のブドウ畑を12ヘクタール所有しています。所有する畑のほとんどは、ワイナリーのあるキンタニージャ・デ・オネシモ(バジャドリード)の2区画、ビニャ・ビハ(Pago de Carretuerta)とビニャ・デ・ラ・ボデガ(Pago de Carrantigua)にあります。
1 ビニャ・ビハ(Pago de Carretuerta):
VIÑA VIEJA de VEGA CLARAと呼ばれる場所に、ヴェガ・クララが最も大切にしている貴重な財産、古いカベルネ・ソーヴィニヨンがあります。この畑は1969年に植えられたもので、DOリベラ・デル・ドゥエロで最も古いカベルネ・ソーヴィニヨンの畑のひとつ。50年以上の歴史を持っています。標高720mに位置し、土壌は主に砂質ロームで、ワインに素晴らしいアロマを与えています。
2 ビニャ・デ・ラ・ボデガ(Pago de Carrantigua)
ラ・ボデガまたはパゴ・デ・カランチグアと呼ばれるワイナリーを取り囲むようにある畑です。リムストーン(石灰質)の土壌で、非常に荒れた畑です。この畑には最近(2016年)適した台木を手作業で接ぎ木し、この地域や畑の土壌、特にリベラ・ドゥエロの特徴を受け継ぐ遺伝子から、ヨーロッパブドウの樹を使用して葡萄を植えました。標高は800mで地形は北東斜面になります。
上記2つの区画に加え、ブルゴスのアンギックス村とペドロサ・デ・ドゥエロ村には小規模で、しかし多様な12の畑があります。
これらは、ヴェガク・クララが保有する畑のうち最も古く、最も象徴的なブドウ畑です。40年代から60年代にかけて植えられたので、樹齢70〜80年のブドウ畑で、愛する祖父母のような存在。
ほとんどがテンプラニーリョの畑ですが、白ブドウ品種のアルビノ・マヨールも植えられています。
土壌は主に粘土質で保水力が高く、干ばつの年でも渇くことはありませんが、沖積砂利層もあり、ワインに素晴らしく繊細な質感を与えています。標高は820mから845mで、他の地区の畑よりも涼しい気象条件です。
- 自らの手で開墾した畑で接ぎ木したフレッシュな若い葡萄の樹には、格別の思い入れがあります
- "わたしたちの宝物"と称する古樹
ワイン愛でつながるチーム
ワイン業界では誰もが知る、リベラ・デル・ドゥエロで幅広い経験を積んでいるJUAN J. AYUSO氏がエネロゴとして名を連ねます。クララ氏とともにヴェガ・クララの醸造を担っています。素晴らしいプロフェッショナルであり、またそれ以上に人格に優れた人物。彼の造るワインの品質は、彼の人柄と人格の高さに匹敵しているとクララ氏は語ります。
またALEX SORIA氏が束ねる勤勉で、几帳面で、完璧主義者な醸造ワーカーたち。
そして、畑の手入れ、収穫、醸造から販売まで、情熱的に、そしてパワフルに率いるクララ氏が一体となったチームです。
「人生において不可能なことはない、ただ実現が難しいことがあるだけだ、と固く信じている」
ヴェガ・クララの挑戦はこれからも続きます。
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Vega Crala ヴェガ・クララ
生産地 / スペイン
主要葡萄品種 / リベラ・デル・ドゥエロの代表品種 ティント・フィノ(テンプラニーリョ)
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