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ワイン生産者/ドメーヌ・レ・ヨズ Domaine Les Yeuses 

Domaine Les Yeuses



ファミリーが造る素直でおいしいラングドックワイン

南フランスのMèze(メーズ/メズ)は、モンペリエから約30km、フェニキア人によって紀元前6世紀に設立されたエロー県に位置する街です。フェニキア時代から重要な港であるメーズは、現在でも漁業やカキ養殖が盛んな街です。ローマ帝国時代のローマ街道のひとつであるドミティア街道が通るこの街にローマ人はワインをもたらし、2つの教会を含む歴史的遺産を残しました。
 

ラベルにも描かれるドメーヌのアイコンの建物は長い歴史があります

ローマ帝国時代
(ローマ軍が海から上陸した時代)からのワイナリー

そんなメーズの地中海の海岸と低木林の間にあるドメーヌ・レ・ヨズは、13世紀にテンプル騎士団の命により、古代ローマ時代の別荘の跡地に建てられたものです。何世紀にもわたってこの建物は病院、フランス革命時のメーズ初代領事、ワインセラーなどが置かれた歴史をもちます。 「ヨズ」は、昔はたくさん自生した南フランスの象徴的な樹木 "Yeuse"(ホルムオーク(樫))に由来しています。

「オディウス」のラベルにもなった貯水池にたたずむ石像は、別荘地のなごりを感じさせます

海からの風を受ける畑の特徴が表れたラングドックワイン

畑は海を望む80ヘクタール、半斜面の砂質傾向を持つ粘土石灰質土壌の場所に有しています。地中海性気候が一年を通してブドウを育て、海が近いため、熟成の終わりに少しフレッシュさが加わり、海岸沿いのワインの特徴である果実味を維持することができます。 また、ルーピアンのコミューンにあるいくつかの区画はタウ盆地を見渡すことができる区画で、ドメーヌからそれほど離れていない畑もあります。

ファミリーが団結して始めたワイナリー

ヨズの始まりは現当主のジャン=ポールとミッシェル兄弟が、父のようにブドウ畑で働きたいと告げたことでした。そこで先代のルシアン・ダルデは、クレルモン・レロー近郊で経営していた村のワイナリーを売却して、プライベートセラーのある歴史あるドメーヌの購入を提案します。1977年、ファミリーはドメーヌ・レ・ヨズを選びました。そこから先はまさに革新ともいえる歩みになります。農園の整備、セラーの近代化、居住棟と作業棟の改修など、改修は多岐にわたりました。これらが実現したのは、強い絆で結ばれたスタッフと、パートナーカンパニーのチームが一丸となった賜物。ドメーヌ・レ・ヨズはラングドックワインに名を連ねるドメーヌへと変革を遂げます。

三世代で挑む古いドメーヌの再建

2005年以降、3代目にあたるシルヴァン(ジャン=ポールの息子)、マガリ(ミッシェルの娘)がくわわり、ファミリー40年来のプロジェクトの継続に取り組んでいます。

左から現当主ジャン=ポール、マガリ、ミシェル、シルヴァン
Domaine Les Yeuses ドメーヌ・レ・ヨズ

生産地 / フランス・ラングドック
主要葡萄品種 / ソーヴィニヨン・ブラン、ヴェルメンティーノ、シラーなど


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