このアペラシオンで最も標高が高いブドウを使用しています。
最高点の標高は500ｍ、粘土石灰岩の豊かな土壌と南向きの理想的な太陽の恩恵を受け、
健やかで美味しいフルボディワインとなります。

ワインの色はやや緑味を帯びた淡いレモンイエロー。
白い花、オレンジの皮、黄桃、ハチミツ、ヘーゼルナッツ、ほのかにシナモンの香りも。
ミネラルの後ろに砂糖漬けフルーツの香りを感じます。

アタックは力強く、口の中いっぱいにボリュームを感じます。
辛口でありながら後からほのかに感じる甘みのニュアンスがブドウの質の高さを感じさせます。
溌剌（はつらつ）としたブルゴーニュのシャルドネが楽しめる白ワインです。

■畑情報
標高は最高で500ｍ、ジュラ紀の泥灰土と石灰が混ざった豊かな土壌。南向きの畑。

■醸造方法
ブルゴーニュの伝統的な樽熟成に加え、一部オーク樽を使用しています。
これによりテロワールの特性が引き立ち、複雑な味わいのワインになります。


（日当たりのよい丘陵地の畑）

（シャトー・ヴィタリスのワイナリー）

飲み頃温度は8〜10℃で。

魚介と特によく合います。海老とフルーツのサラダ、サーモンのオランデーズソース、
鮭とキノコのバター醤油ホイル焼きとも。
チーズはボーフォール、コンテ、ブルー・ド・ブレス（白カビと青カビの風味が楽しめるチーズ）が特におすすめ。
ヤギのチーズとフルーツのサラダ、豚のソテーなどともぜひ。

・マコンワインコンクール（Concours des Grands Vins de France）金賞受賞
・ブドウ栽培、醸造、出荷までを自社で行う生産者を対象とするワインヴィニュロン アンデパンダン コンクール（Vignerons Independant Concours）金賞受賞
・パリ農産物コンクール（Concours General Agricole Paris）銀賞受賞

■シャトー・ヴィタリス(Château Vitallis）
1835年創業の家族経営ワイナリー。シャルドネの故郷ともよばれるブルゴーニュ南部のマコネ地区、象徴的なソリュトレの岩の麓、プイィ・フュイッセを中心に17haのシャルドネ畑を所有しています。畑は区画ごとに気候や土壌が異なりますがブドウや土の状態を注意深く観測し、醸造樽の選定にもこだわり、リッチでユニークなAOPワインを安定して生み出す優れた造り手です。
シャトー・ヴィタリス公式ホームページ


（現当主デニス・デュトロンと息子のマキシム）