CUORDILAVAとは、溶岩の心の意。

キャップシールと箱のグログラン（平織り）リボンには、マグマにインスピレーションを受けたドルチェ＆ガッバーナがデザイン。ラベルとパッケージ箱のグラフィックはまさに芸術思想とシチリアスタイルに溢れています。全体図の中心には主人公であるエトナ山を残し、その姿は幻想的で騎士道のストーリーや劇場でのオペラ・ディ・プピの一場面を見ているよう。ボトルネックには崇高なゴールドが輝き、品のある仕上がりとなりました。

シチリア東部、エトナ山の北斜面。ランダッツオとカスティリオーネ・ディ・シチリアの間。
エトナの山岳地の葡萄畑は海抜700-750m
その高度の恩恵を受けての大陸性気候とシチリアの日照とのバランスが絶妙。
特にこの火山の北側は他の斜面に比べて雨量が少ない。 夏場は涼しく昼夜の寒暖の差は激しい。
火山質からなる土壌は砂質でミネラル豊富。
葡萄樹は伝統的なエトナ・アルベレッロまたはVSPの垣根仕立て。乾いた溶岩と石壁の段々畑に植樹。

2017年ヴィンテージは概ね雨量は少なめでした。
1月の雪は畑を覆いゆっくりと地中に溶けていき葡萄根にとって大切な水を供給します。
間引きは6月−7月に実施、健康な葡萄実に育たせるため栽培量を調整します。
それ故、収穫量は平均値より少し下回りますがクオリティは非常に良くなります。
収穫は10月初めの10日間、区画ごとに分かれて行われました。

ドルチェ＆ガッバーナとドンナフガータのコラボコレクション

美しいルビーレッド、小さな赤い花と果実に草木とスパイスのような香りが交差します。
口当たりは滑らかで深みがありこなれたタンニンとエレガントなミネラル感を覚えます。
長い余韻を持つ驚きべき個性を持つ赤ワイン。

葡萄がセラーに到着すると振動台にてベストな状態の葡萄実を厳選します。
マセレーションはステンレスにて10−12日間、25度で行われます。
フレンチオークで14ヶ月熟成の後、少なくとも30ヶ月は瓶内熟成、その後リリースとなります。
アルコール度数は14.15％

飲み頃温度は18℃

豆料理、マッシュルーム、赤身の肉料理。