ファミリーに代々引き継がれてきたソリュトレ・プイイ村の名門クリマより。
できるだけ自然に近い製法で、自然酵母を使用したアルコール発酵とマロラクティック発酵、
澱とともに熟成。テロワールの豊かさ、繊細さをいかに表現するか、調整を経てたどり着いた美しい一本。

色はシルバーがかった淡いイエローゴールド。
ブリオッシュのこうばしさ、焼いたアーモンドの香り。一方で白い花や果実の香りも。
味わいはしなやかでありながらフレッシュ。ミネラル感や香ばしさも。
相反する要素をバランスよく有しており、これが品格を感じさせる秘訣です。
緊張感があり豊かな果実味に支えられています。

■畑情報
泥とジュラ紀の泥灰土と石灰。畑は南東向き。

■醸造方法
オーク樽にて自然酵母を使用したアルコール発酵とマロラクティック発酵。
その後上質な澱の上で（シュール・リー）11ヶ月熟成。その後ステンレスタンクで6ヶ月の熟成。


（日当たりのよい丘陵地の畑）

（シャトー・ヴィタリスのワイナリー）

飲み頃温度は10〜12℃で。
長期保管にも向くワインでリリースから5〜10年経つとよりいっそう美味しくお飲みいただけます。

上品・あっさりした味わいの魚介料理。軽いクリームソースのお肉料理に特に合います。

■シャトー・ヴィタリス(Château Vitallis）
1835年創業の家族経営ワイナリー。シャルドネの故郷ともよばれるブルゴーニュ南部のマコネ地区、象徴的なソリュトレの岩の麓、プイィ・フュイッセを中心に17haのシャルドネ畑を所有しています。畑は区画ごとに気候や土壌が異なりますがブドウや土の状態を注意深く観測し、醸造樽の選定にもこだわり、リッチでユニークなAOPワインを安定して生み出す優れた造り手です。
シャトー・ヴィタリス公式ホームページ


（現当主デニス・デュトロンと息子のマキシム）