■ジョン・ベッカー（Jean Becker）
1986年、カリテが初めてワインを輸入した記念すべき生産者。ドイツとの国境近くのフランス・アルザス地方で約400年もの歴史を持ち、地元では名家として知られるベッカー家。先祖から受け継がれたノウハウと大地の恵みを子供たちの代にも受け継いでいきたいという想いから、1999年よりEUの基準を満たした有機栽培へ切替。
ベッカー家のワインは凝縮感がありながらも透明感のある美しい味わいが特徴。初めて輸入をした時から今も変わらない高品質さで、いつ飲んでも「やっぱり美味しい！」と新鮮な感動を与えてくれる大好きな生産者です。


(写真はベッカー・ファミリー）
醸造担当のジャン・フィリップ氏、葡萄栽培の専門家フランソワ、営業担当のマルティーヌの３姉弟。

本当に美味しいオレンジワインを飲んでほしい。
流行だからではなく、自然とともに生きるナチュラルワインの造り手「ジョン・ベッカー」だからこそ作れる美しい味わい。少量のみ作ったファーストヴィンテージはたちまち完売、カリテとジョン・ベッカーの長年のパートナー関係で輸入が叶った貴重な１本です。

ジョン・ベッカー初のオレンジワインはアルザスを代表する白ブドウ品種「ゲヴェルツトラミネール」100％で。
果皮を取り除かずブドウ果実を丸ごと醸すことで果皮の旨味、風味、色が移ったオレンジ色のワインになります。
■EUオーガニック認証
人工肥料・除草剤の使用制限など、厳しい基準をクリアした畑で育った自然そのままのブドウ果実からさらに厳しい基準で上質な粒のみを選定。果実丸ごとを使用するオレンジワインだからこそ、妥協のない品質が求められます。
フィルタリングは軽く、フレッシュに。酸化防止剤（二酸化硫黄）も添加していません。
※ワインが濁ったりふわふわとした澱が現れたりすることがありますが害はありません。
旨味のひとつですので軽く振って一緒に味わってください。

明るいオレンジ色が特徴的。トロピカルフルーツなどのアロマがたっぷり。
シロップ漬けのフルーツのニュアンスもありますが全体的にドライな味わい（辛口）。余韻にスパイスと心地よいタンニンが感じられます。


厳しい基準で選定されるジョン・ベッカーのブドウ

短いマセレーションマロラクティック発酵ののちバリック樽で熟成。

飲み頃温度は10℃前後。

お肉料理（特に鴨胸肉）、チーズ全般、タパスなどの前菜、中華料理ともよく合います。