■海が育てたミネラル＆複雑味
27067：Ile de Beauté Réserve du Président Rouge
イル・ド・ボーテ リゼルヴ デュ プレジデント ルージュ（赤）

軽☆☆☆★☆重

葡萄品種：ニエルキオ（サンジョヴェーゼ）
生産者：カーヴ・ダレリア
産地：フランス　コルシカ島

ソムリエいわく夏に飲みたい赤は「酸」のあるもの。おすすめ品種はサンジョヴェーゼ（コルシカ島ではニエルキオと呼ばれています）、豊富な果実味と適度な酸味で食欲を刺激してくれます。
海に囲まれたコルシカ島ではブドウも海の影響を受け、ミネラル感を感じます。複雑さがあり奥深い。エレガントでしなやか、赤い果実のアロマたっぷり。スパイシーさもあるフルボディタイプの赤ワインから夏を初めてみましょう！

グリルしたお肉料理、スパイシーなお料理とも。飲み頃温度は16〜18℃。

■ソムリエ一押し！大樽熟成の上品な味わい
26811：San Jacopo Chianti Classico
サン･ヤコポ キャンティ･クラッシコ（赤）

軽☆☆☆★☆重 / 樽熟

葡萄品種：サンジョヴェーゼ
生産者：カステッロ・ヴィッキオマッジョ
産地：イタリア　トスカーナ州

先程は海のサンジョヴェーゼでしたがこちらはキャンティ地方、山のサンジョヴェーゼ。ぜひ飲みくらべをお楽しみください。
産地以外の特徴としては樽熟成。それも大樽を使用し8ヶ月かけて仕上げていきます。ブドウの酸がこなれ、丸くやさしい味わいに。熟れたチェリーのニュアンスもあり、深くゆったり楽しめる素晴らしい赤ワインです。ソムリエが夏に飲んでほしい赤として１番にあげたのがこちら。今まさに飲み頃の2022年ヴィンテージです。

特に合うものはトマトベースのパスタやピザ、軽めの肉料理。飲み頃温度は16℃前後。少し冷やし気味でも美味しくお召し上がりいただけます。

■ブドウ農家の家飲みワイン
27078：Monferrato Dolcetto Barisél
モンフェラート・ドルチェット・バリセル（赤）

軽☆☆★☆☆重

葡萄品種：ドルチェット
生産者：カッシーナ・バリセル
産地：イタリア　ピエモンテ州

届いたばかりの新着ワイン。このあたりの地域の農家は家族で楽しむためにみなこのワインを造っていました。
ブドウ品種「ドルチェット」はピエモンテ州の土着ブドウ。甘いブドウですがワインになると辛口に仕上がります。チェリーや赤スグリなど赤い果実のジューシーな香り。ミディアムボディで軽やか、フレッシュ感たっぷりでどんなシーンにも適応します。フレッシュ感を楽しむのであればリリースから4年のうちに。その後は熟成感が増し、また別の美味しさが楽しめます。

グリルした肉料理。リゾット、パスタ、サラミやチーズとよく合います。飲み頃温度は16〜18℃。

■キレよく飲みやすい万能ロゼ
26112：Domaine d'Aula Rosé
ドメーヌ･ドーラ ロゼ（ロゼ）

甘☆☆☆★☆辛　軽☆☆★☆☆重

葡萄品種：カベルネ・ソーヴィニヨン
生産者：プレイモン
産地：フランス　シュッドウェスト

赤では少し重い、白ほどではないかな・・と少し迷った時に重宝するロゼワイン。こちらも届いたばかりの新着です。
もぎたての赤いベリー（赤スグリ、黒スグリ）の香りとシトラスの香り。味わいはフレッシュでキレのよいやや辛口。しなやかなモダンスタイルで食事を選ばずにお楽しみいただけます。

ピザ、中華料理やバーベキューとも。貝には特に合い、現地フランスではムール貝の酒蒸しなどとよく合わせます。飲み頃温度は10〜12℃。

■氷を入れて楽しむ夏スタイル
26520：Lambrusco Salamino
ランブルスコ･サラミーノ（赤）

甘☆★☆☆☆辛　軽☆★☆☆☆重

葡萄品種：ランブルスコ・サラミーノ
生産者：キアリ
産地：イタリア　エミリア・ロマーニャ州

暑くなってきたヨーロッパはワインに氷を入れて楽しむシーンが増えてきています。氷を入れて飲んでほしいと生産者自らおすすめするワイナリーも。こちらランブルスコは微発泡の赤ワイン。氷を入れてコーラのように楽しんでみませんか？
クローヴ、山椒、カシス、ドライイチジクの香り。細やかな泡で、舌を刺激する泡が心地いい。ドライフルーツを食べたときのようなやや複雑味のある甘さも。瓶内二次発酵、アルコール度数7.5%。

生ハムとぜひ！そのほかピザ、豚の角煮、焼き鳥（タレ）、マグロの漬けもおすすめ。飲み頃温度は8〜10℃前後。