「ボルドー・ルージュは、シャトー・ラ・フレイネルにとって間違いなく欠かせない存在です」
シャトー・ラ・フレイネルの畑の60％を占めるボルドー・ルージュ。
メルローとカベルネ・ソーヴィニヨンのブレンドから生まれるフレッシュで繊細な香りと、
果実味を際立たせる多彩な香りが特徴です。

紫を帯びた明るいガーネット色。赤い果実とスパイスの香りが交わり非常に表情豊か。
口当たりも香りと同様に熟れた果実のニュアンスを持ち、タンニンはやわらかく、滑らかに溶け込んでいます。
メルローの丸みとカベルネ・ソーヴィニヨンの力強さの調和がうまくとれているのは
テロワールとチームの専門的な技術がなせるわざ。
好バランスで風味の良い生産者自慢のボルドー・ルージュです。


 

■畑情報
ガロンヌ川とドルドーニュ川に挟まれた三角地帯アントル・ドゥー・メール地域の中心部。
タルゴン、ファレイラス、ダイニャック、エスピエの村々を中心に80haの畑が広がっています。
主に南向きの丘の中腹で、土壌は泥と石灰。
赤ワイン用のブドウ畑は43haで、1haあたり4,000本の樹が植えられています。
ブドウの平均樹齢は20年。ワインの平均生産量は30,000本。
畑では体系的な施肥は行わず、害虫駆除は最小限に抑えます。

■醸造方法
ブドウは破砕後、除梗しタンクへ。ステンレスタンクで約25℃で発酵させます。
マセレーション（醸し）は15〜25日。ヴィンテージや区画によって日数を決定します。
熟成期間は12ヶ月。タンニンを進化させるため必要に応じ酸素を供給。
醸造はステファン・トゥトゥンジが務めています。


(丘の中腹の畑にはやわらかな起伏があります）
 

飲み頃温度は16〜18℃。
このワインは若いうちに飲むと上質な心地良さをより感じられるので数年以内が飲み頃です。

鶏肉、赤身の肉、チーズとよく合います。

・サクラアワード2023で金賞受賞
・ジルベール＆ガイヤールインターナショナルチャレンジ金賞受賞
・パリ農産物コンクール（Concours General Agricole Paris) 銀賞受賞
・ボルドーコンクール（Concours de Bordeaux) 銀賞受賞
・ワイン＆スピリッツにて90ポイント獲得

■シャトー・ラ・フレイネル（Château La Freynelle）
歴史はフランス革命時、1789年にさかのぼります。初代当主ジャン・バルトがボルドー地方のアントル・ドゥ・メールのなだらかな渓谷にブドウの木を植えたことから始まりました。畑は親から子へ託され、現在はファミリーで初めての娘となるヴェロニクが7代目当主を務めています。
ヴェロニクは自身の情熱と熱意をすべて捧げ、先代が築いてきたワインを守りつつ女性ならではのフェミニンなニュアンスを加えました。セラーは歴史を残しつつ、モダンな造りへ。新たな風が吹くシャトー・ラ・フレイネルはフランス国内だけでなく海外でも高い評価を得ています。
シャトー・ラ・フレイネル公式ホームページ


(現当主のヴェロニク・バルト）