■皆に愛される辛口白「ボルドー・ブラン」
27097：Château La Freynelle Blanc
シャトー･ラ･フレイネル ブラン（白）

甘☆☆★☆☆辛

葡萄品種：ソーヴィニヨン・ブラン60％、セミヨン20％、ミュスカデル20％
生産者：シャトー・ラ・フレイネル
産地：フランス　ボルドー地方

まずはボルドーより届いたばかりの新着白ワイン。ガロンヌ川とドルドーニュ川に挟まれた三角地帯アントル・ドゥー・メール地域の中心部。主に南向きの丘の中腹で、土壌は泥と石灰と条件のよい畑で育つ高品質のブドウを使用。ソーヴィニヨン・ブランのレモンやグレープフルーツのニュアンス、ミュスカデルのアカシアやスイカズラの白い花のニュアンス。フレッシュさと上品さが特徴的で、セミヨンが口当たりに丸みをもたらしています。品種の良いところを最大限に生かした洗練された味わいから高い醸造スキルを感じます。

アペリティフはもちろん魚介、鶏肉、豚肉とよく合います。シェーブルチーズとも。飲み頃温度は10〜12℃。

■涼やかな余韻を楽しむ山のワイン
27098：Apremont Les Moraines
アプレモン･レ･モレーン（白）

甘☆☆☆★☆辛

葡萄品種：ジャケール
生産者：ドメーヌ デュ シャトー・デ・ラ・ヴィオレット
産地：フランス　サヴォワ地方

こちらも新着ワイン。古代の氷堆積や泥灰土で形成された石灰質で覆われ、ミネラルが豊かなサヴォワの白ワイン。ミネラル感がありテロワールの特徴が現れています。フレッシュで華やか、グレープフルーツのようなアロマを放ちます。シュール・リー（澱漬け）低温発酵で旨味が良く出されていて心地よい飲みごたえもあり。秋の青魚とぜひあわせてほしいですね。

アペリティフに最適。シーフード、特に牡蠣や川魚、青魚と。ラクレットやチーズフォンデュもおすすめ。飲み頃温度は8〜10℃前後。

■果汁感たっぷり。秋のジューシー白ワイン
26124：Yeuses Vermentino
ヨズ・ヴェルメンティーノ（白）

甘☆☆☆★☆辛

葡萄品種：ヴェルメンティーノ
生産者：ドメーヌ・レ・ヨズ
産地：フランス　ラングドック地方

海近くの畑より。酸はやわらかくソフトですがボリューム感ある味わいが後から追いかけてきます。香りはみかん、カリン、ムスク、ローリエ、カモミール。ローリエやカモミールなどの香りが鼻の奥に心地よく残ります。若干のスパイシーさもあって、クリームソースやしっかりめのお料理が食べたくなる秋にすっきりとしたポイントになってくれるワインです。

海老の塩茹で、鶏のクリーム煮、シチュー、魚介のグラタンとご一緒に。飲み頃温度は8℃前後。

■コクのある香る白
26772：Soave Classico Il Roccolo
ソアーヴェ・クラッシコ イル・ロッコロ（白）

甘☆☆☆★☆辛　樽熟

葡萄品種：ガルガネーガ
生産者：レ・マンドラーレ
産地：イタリア　ヴェネト州

10月頃に手摘みで収穫される完熟ブドウを使用したコクのある白ワイン。30％はオーク樽で残りはステンレスタンクでバランスよく熟成させます。フルーティーさとスパイシーさが入り混じった、繊細で力強い香り。調和のとれた丸みのある骨格。後味に特徴的なアーモンドの味わいも感じます。やわらかな味わいは秋のお料理になんにでも寄り添ってくれるはず。

オードブル、パスタ、スープ、白身肉料理、チーズとの相性も良い。飲み頃温度は10〜12℃。

■しっかり味わいたい樽熟白
26130：ICARE Chardonnay
イカール・シャルドネ（白）

甘☆☆☆☆★辛　樽熟

葡萄品種：シャルドネ
生産者：アリニャン・デュ・ヴァン
産地：フランス　ラングドック地方

深まる秋にぴったりなしっかりめの樽熟ワイン。バニラ、白い花、ローズマリー、かすかに桜の木のスモークの香り。 柔らかなアタックとリッチでクリーミーな舌触り。樽香だけがきついワインが出回っていますがこのイカール・シャルドネは豊かな果実味のボリュームに支えられているために味わいとのバランスが非常によくとれています。

鶏のクリーム煮、白身魚のムニエル、バターソースやクリームソースなどとおすすめ。最初は8度くらいに冷やして、だんだんと温度が上がってくるにつれ、変わる変化を楽しむのも面白いワインです。